2015年 09月 07日
山本祐司さんの個展『週刊一枚』展に行ってきました!

開催場所はJR千駄ヶ谷駅から(東京メトロ・国立競技場駅からも)歩いて3分ぐらいのところにある『ギャラリー・エフ』というアートギャラリー。今回の個展は、『週刊一枚』展といって、山本祐司さんが1週間に一枚、自由に描き続けてきたという描き下ろし作品プラス、絵本やお楽しみグッズなどが展示されています。


最初に描いたのは2013年1月17日。そのときからコツコツ、毎週1枚描き続け、157枚たまったので、今回の個展を開かれたそうです。「自由に好きなように描いています。なんの注文もなし、修正もしなくてもいい、ラフもなし…。開放した気持ちで描けるので、絵の世界も広がった」といいます。

1枚描くのにどのように、どのぐらいの時間で描くのですか?と尋ねてみると、「描く前までは何を描くかもまったく考えず、下描きもせず、さあて、何を描こうかな~と机に座ってから、気の向くまま自由に描きはじめます。1枚1時間もかからず、ささっと…。画材はリキテックスで描いたり、万年筆やマジックで描くときもあります。仕事の場合は下描きもしていますが、ほんとうに自分の好きなように描いているので楽しいです」と山本さん。

ブログやフェイスブックなどで気軽に作品を発表できるような時代になり、「いいね」や「コメント」をもらうのももちんうれしいけれど、「実際の原画も見てもらえたらさらにうれしい」という思いで、今回の『週刊一枚 展』を開催されたとか。「コツコツたまった全作品157枚の、ひといき力の抜けたような展覧会ができて幸せです」とおっしゃっていました。
たしかに、原画を間近で見るとほのぼのした感じがより一層伝わるとともに、タッチや質感などもよくわかり、山本さんが描いている姿までなんだか想像できるようでした。

最初に描いたのが左上のグリーンの絵。100枚目の記念の絵もあり、157と数字の入ったのが個展を開いたときの157枚目。さらに、個展の開催中(先週)にもう一枚新しい絵を描き、158枚目となったのが、そのとなりの絵だそうです。
ほかにも心あたたまる絵がたくさんあり、「いちばん好きな絵はどれですか?」と聞かれても、「う~ん、この犬のもいいし、ネコのもいいですね~。このカエルもくまのも!わ~、でもこちらの子どもの絵もいいな~」とあれこれ、迷ってしまうほど楽しませていただきました(笑)。

157枚の絵の他に、額入りのまねき猫やポストカードもありました。

こちらは「石粉」という粘土で作ったという動物たち。いぬ、ねこ、ぞう、かいじゅう…。どれも、なんとなく気の抜けたような表情がのほほんとしていて味わい深い感じが伝わってきました。

オリジナルの缶バッチもたくさんありましたが、だいぶ減ってきたようなので、見に行けそうな方はぜひ早めに行かれるといいですよ!私も何種類かの缶バッチとポストカードをget!

こちらが山本祐司さん。その場で似顔絵をささっと描いてくれますので、それもお楽しみのひとつとして、行かれるといいですよ。似顔絵募金は1枚500円。私もさっそく描いてもらいました。

実物よりずっと若くてかわいらしく描いてくださって、山本さんっ、ありがとうございました!
ほのぼのした感じは似ているかな~(笑)。

来場された方にはこんなかわいいパンダのはがきもプレゼントしてくれますよ~!個展のお知らせはがきの犬の絵もとてもかわいくて、ほっこりさせていただきました!
一枚一枚、どれも味があってついつい見入ってしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、癒しの時間をありがとうございました!
9/11(金)まで開催中のようですので、お時間のある方はぜひ足を運んでみて、癒されてくださいね~!
山本祐司さんは毎日15時~いらっしゃるようです。
★山本祐司さんの「トコトコブログ」はこちら。
★山本祐司さんの個展 『週刊一枚』展
ギャラリー・エフ (東京都渋谷区千駄ヶ谷1−28−8 ニュー千駄ヶ谷マンションB1F 007)
8月31日(月)〜9月11日(金) 11時~19時