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【読者プレゼント】FU-KOさん新刊『男の子にも女の子にも、作ってあげたい服』出版インタビュー

京都の古い町家から、素朴でほんのりていねいな暮らしを綴る、人気ブログ「FU-KOなまいにち。」より手作り暮らし研究家のFU-KOさん。子育てのことや日々のくらしを綴ったブログはもちろん、シンプルでありながら素材の良さを生かし、工夫された手作りの洋服たちが、お子さんがいるお母さんを中心に人気を呼んでいます。
そんなFU-KOさん、今年の3月に新しい本を出版されました。

「男の子にも女の子にも、作ってあげたい服」(日本ヴォーグ社)
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今日はこちらのご本についてFU-KOさんにインタビューさせていただきました。
また、この度3名の方に著書本をFU-KOさんのサイン付きでプレゼントさせていただきます!(FU-KOさん、ご本をご用意いただきありがとうございました!)応募方法については、記事の最後の方に記載しております!
この機会にぜひご応募くださいね。


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【FU-KOさん出版本インタビュー】

エキサイトブログ編集部:この度は出版おめでとうございます。この本を出版されたいきさつ、本になったことに対する感想を教えてください。

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―「前例が無いなら、作ればいいんじゃないかな?」そんな思いで、男の子でも、もちろん女の子でもジェンダーレスに手づくり服を楽しめる、今回の本を企画しました。―

FU-KOさん:わが家のきょうだいは上の子が9才の女の子、下の子が4才の男の子なんですが、長男が産まれたときから男の子の服を作り始めて、ゆくゆくは男の子の服の本をつくりたいなあ、と考えていました。
そのことを1冊目の「作ってあげたい女の子のお洋服」からずっとお世話になっているヴォーグ社の担当さんに相談したところ「そもそも需要があまりなくて、前例が無いので難しいかもしれないです」とのお答えだったんです。
確かに市販されている洋裁本も圧倒的に男の子のものは少なくて。女の子はギャザーにフリル、ワンピースにスカート・・・色んなバリエーションがありますが、男の子の服はシャツとパンツ、羽織ものぐらい。それに動きも活発ですから、どうしてもニット地のものがメインになってくるんですよね。だから作るよりも買った方が安いし、すぐ破いてくるし、おしゃれのしがいがない・・・。そんなふうに、男の子のお母さんたちは諦めていらっしゃる方が多いみたいなんです。
けれど、その中にも男の子のお子さんでも手づくりのお洋服を着せてあげたい!手づくりを楽しみたい!と思っている方はきっといらっしゃるはず。わたしは「難しい」と言われていることこそあえて挑んでみたいタイプ(笑)。「前例が無いなら、作ればいいんじゃないかな?」そんな思いで、男の子でも、もちろん女の子でもジェンダーレスに手づくり服を楽しめる、今回の本を企画しました。


エキサイトブログ編集部:この本はどのような内容に仕上げてらっしゃるのでしょうか。


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―ごきょうだいで、家族で、沢山手づくり服を楽しんでいただける内容になっているのではないでしょうか。―

FU-KOさん:男の子はもちろん、女の子にも可愛い、シンプルだけどすこしスパイスのきいた洋服が21型(100から150サイズ、うち5型は80サイズから)に、レディースアイテム(S~LL)が3型、小物が1型作れます。
「毎日のトップス」として10型のブラウスやシャツ、カットソー類、「元気なボトムス」がサルエルパンツやワイドパンツ、サロペットなど4型、その他本格的なコートやジャケット、リュックも作れます。さらにトップスのなかの3型はワンピースアレンジも可能なので、ごきょうだいで、家族で、沢山手づくり服を楽しんでいただける内容になっているのではないでしょうか。
 ニット地も一部ありますが、家庭用ミシンでも縫いやすいよう、布はく(ニットではない伸縮性の無い布)で縫えるパターンをメインにしました。動きやすいようシルエットはややゆったり目なものが多いですが、ボタンで全開できるシャツなどは、体にフィットするよう細身のシルエットに仕上げています。「ちょっと難しそう・・・」と思えるアイテムも、初心者の方でも作りやすいようすこし手順を省略化したり、きれいに仕上がる一工夫をご紹介していますので、手順に沿ってひとつずつ縫っていけばかならず出来上がりますよ。


エキサイトブログ編集部:本を作るにあたって、こだわったこと、やりがいを感じたことを教えていただければと思います。


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―「パーツが型紙上にどこにあるか」というマップは、今回ももちろん入れています。これがあることで型紙を写すときに大幅に時間が短縮されるんです。―


FU-KOさん:一冊目、二冊目のときに好評だった、「パーツが型紙上にどこにあるか」というマップは、今回ももちろん入れています。これがあることで型紙を写すときに大幅に時間が短縮されるんです。また、今回贅沢に型紙が3枚に分かれて色分けもされているので、写し取るときに分かりやすいのではとおもいます。さらに、使用している生地の一覧と購入店舗、適した布を掲載した一覧も載せていますので、季節ごとにアレンジも沢山楽しんでいただけるのではないでしょうか。
また、モデルさんは今回もわが家のきょうだいと、友人のお子さんに協力してもらいました。場所もスタジオではなく、京都の路上や公園、本屋さんやパン屋さんなどで。プロのモデルさんはポーズや表情もちゃんとできるし、もちろん誌面も素敵に仕上がるとおもうんですが、それだと実際に子どもに着せてみたイメージがつきにくいんじゃないかなって。なので、ごくごく普通のお子さんたちが生活をしているなかで、自然なポートレートを撮るみたいに撮影していきました。中には休憩中におにぎりをほおばっているシーンもあるんですよ~(笑)
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12月の3日間、冬の撮影だったので「半袖が寒い~」「写真とらないで!」などごきげんななめだったりもしましたが、その分自然な子どもらしい表情が出ているのではと思います。いまでも本を見返していると、楽しくててんやわんやだったあの日のことが思い出されます(笑)。



エキサイトブログ編集部:読者のみなさんにメッセージをお願いします。

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―身の回りに一つでも手づくりの何かがあれば、お母さんの「あなたのことが大切だよ」って思いを、子どもはしっかり感じられるんじゃないかと思うんです。―


FU-KOさん:今や沢山の既製服があふれていて、おしゃれで丈夫なお洋服が安価で手に入ります。シーズンごとに新しいのを買い、着られなくなったら処分する。そんなライフスタイルが一般的ですよね。手づくりするより買ったほうがはるかに安い。けれど、手づくり服は思い出と結びついている気がするんです。クローゼットにひとつでも手づくりの服があることで、作るひとにとっても、それを着る子どもにとっても、やがて大切な記憶になるんじゃないでしょうか。
また、お仕事や子育てなどで忙しくされているお母さんたちにこそ、手づくりをおすすめしたいんです。「そんなの、忙しくてできないよ!」と思われるかもしれないけれど、働いていると思うように子どもと向き合う時間がとれないし、いつもどこか物足りない、子どもに対して申し訳ないような気持ちになってしまうことがありますよね。
でも、子どもに向き合うことって、量じゃなくて密度なんじゃないかと思っていて。親子でいられる時間はただでさえ短いです。働いているとそれもさらに少なくなってしまうかもしれない。だから、二人でいる時間には最大限向き合って、それをいつくしむこと。そして、離れている時間にも身の回りに一つでも手づくりの何かがあれば、お母さんの「あなたのことが大切だよ」って思いを、子どもはしっかり感じられるんじゃないかと思うんです。
また、子育てって終わりがないし、なかなか成果のでないこと。なにもかも中途半端なように思えて、ため息が出てしまうこともありますよね。そんなときに一つのことにぐっと集中し、やりとげられる何かがあると、とてもいい気分転換になると思うんです。別に手芸じゃなくてお料理でも片付けでも何でもいいんですが、もし子どものころに「作る」ことが好きだった方は、その感覚をぜひ思い出してみてください。日常がすこしずつ輝いていきますよ。


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FU-KOさんのぶれない暮らし」(5月12日発売)


実は今月にもまたもう1冊の新刊を出させていただくのですが、その本は、そんな「作る暮らし」自体をテーマにしていて。この時代、なんでも買うのは簡単です。お金さえあれば欲しいものも、便利なサービスも、なんだって手に入ります。でもその中に幸せを見出すのはなんだか違う。「買う」のは経験ではなく、ただの「消費」です。手に入れることに一瞬の心地よさはあったとしても、心から満足することはないでしょう。心からの幸せを感じるには、やはり「作る」ことが日常になくてはならない気がしているんです。
 もちろん何でも作らなくちゃいけない、というわけではありません。何も「作る」のは洋裁やDIYや保存食じゃなくたっていい。置き場のなかった鍵をひっかけるフックを取り付けるだけでも「作る」です。困ったことがあったらなんでも人任せ、物任せにするのではなく、自分が出来る範囲で「作る」ことをちょっとずつ生活に取り入れていくことで、「買う」こともいろんな方面から見ることができるようになるし、自分にとって要不要を見極める目も養われます。やがて、ただ消費していただけのころには味わえなかった、ぶれない自分なりの幸せの軸のようなものが育っていくのが感じられると思うんです。
だからタイトルは「FU-KOさんのぶれない暮らし」。なんだか大げさでお恥ずかしいんですが(笑)。
 内容はわたしの暮らしや道具えらび、子育て、生きかたについて。書き綴ったトピックは、全部で55あります。トピックひとつに対して2ページの構成で写真もふんだんなので、忙しい毎日にもライトに読んでいただける、かろやかな暮らしのヒント集に仕上がっていると思います。
 中身は昨年から連載させていただいている主婦の友社さんの雑誌、Comoでの原稿を再構成したもの、ブログで一部ご紹介したこともありますが、ほとんどが書き下ろしになります。現在一般書店、ネット書店でのご予約をお受けしていますが、わたしのHPでもご予約をお受けしています。一部内容をチラ読みできるようにしていますし、ご希望をいただきましたらメッセージもお入れしますので、ご興味のある方はご覧になってみてくださいね。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。

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本の裏話から、「手作りすること」について、FU-KOさんならではの視点で、熱い思いを聞かせていただきました。
「男の子にも女の子にも、作ってあげたい服」。私もさっそく本を手にとって中を見せていただきましたが、素材感が美しく、シンプルなお洋服でありながらも、かわらしいシルエットで、大人も子どもも喜ばれそうな服が満載です。また、作り方も丁寧に記載されており、小さいころ作ることに夢中になった人、モノづくりが好きな人に、ぜひおすすめしたい本です。


【「男の子にも女の子にも、作ってあげたい服」読者プレゼント】
※応募締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。※

ぜひFU-KOさんのこちらの本を読んでみたい!
というみなさまは↓のアドレスへメールでご応募くださいね!

●メールの宛先/エキサイトブログ編集部 exblog_cp@excite.jp
●応募方法/【FU-KOさんの本プレゼント希望】というタイトルをお書きの上、ブログ名とブログURL、お名前とご住所、ご連絡先を明記して、メールでご応募ください。よかったらFU-KOさんへのメッセージなどもひとこともお願いします。
●締め切り/5月30日(火)
●プレゼント数/抽選で3名の方に、FU-KOさんの直筆メッセージ入りでプレゼント!
●抽選発表/当選した方に個別でメールさせていただきます。

たくさんのご応募お待ちしています!



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by exblog | 2017-05-02 10:34 | ■ブロガーの本・出版情報