1匹の猫との運命的な出会いから始まり、現在はたくさんの猫に囲まれて生活している咲セリさん。咲セリさんが綴る猫との日常は、見ているものに癒しを与えてくれ、命の大切さを教えてくれます。そんな咲セリさんの新刊「優しい手としっぽ」が発売されました。
■「優しい手としっぽ」紹介■
「いらない生命なんて一つもない」
著者自身が病を抱えながらも引き取った病気の猫がきっかけで、動物愛護団体「LOVE&PEACE Pray」と出会うところから物語が始まります。
施設では、様々な事情や障害を抱える人々と、ハンデや、病気を抱えながら家族を探す猫たちが一緒に生活しています。
施設で働く人たちは、家族関係、精神障害、アルコールへの依存など、それぞれの事情を抱えている。
それでも、世界から見放されたと感じ、人を信じれなくなった人は猫を介護することで、猫に愛され、救い、救われていき、そして自分の居場所を少しずつ見出していきます。
猫も、人も、どんな事情があれ、差別されるものではなく、尊重されるべき同じ「命」なのだと。
障害やハンデを抱えていても、どんな人にも、居場所は必ずある。
そんな強いメッセージがこもった、施設での生活を追って綴る、あたたかい奇跡のフォトエッセイです。
こんな時勢だからこそ、人と猫、人と人の繋がりに触れて欲しいと思います。
本文は96ページのフルカラーで、施設の猫の写真もたくさん掲載してます。癒されたい人にもおススメです。
作者の咲セリさんからコメントをいただきましたのでご紹介します。
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はじめまして。
「優しい手としっぽ」の作者の咲 セリと申します。
この本は、生きることが少ししんどい今の時代だからこそ、
人の優しさ、動物の優しさという、
生きていることを愛しいと思えるような、あたたかさをつづりました。
「飼えない」「いらない」「病気になった」
様々な理由から捨てられた猫を引き取る愛護施設「LOVE&PEACE Pray」。
実はその施設で働く人たちも、社会から疎外された様々な障がいを持つ人々でした。
人と猫、共に見捨てられたモノ同士の共同生活の中で、
生きてゆくふれあいを描くノンフクションフォトエッセイです。
いらない生命(いのち)なんて一つもない――。
必要とされる居場所は必ずある――。
新型コロナウィルスのこともあり、息苦しい今、出かけられない家の中でも、
支えあうぬくもりを読んで、ほっこりしていただければしあわせです。
また、この本は、出版者様のご厚意で、売り上げの一部は動物愛護団体に寄付されます。
皆さんの優しさが、また、新しい命を救います。
手に取っていただければ、救われます。
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命について考える内容と、かわいい猫の写真で癒されること間違いなしのこの一冊
ご自宅で過ごす機会が多いこの機会に読んでみてはいかがでしょう。
ネットショップや電子書籍でも販売されていますので、是非とも探してみてくださいね。
【咲セリさんの過去の出版物】
「それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日(KADOKAWA)」
「絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服(ポプラ社)」
「死にたいままで生きています。(ポプラ社)」
他
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