プラチナブロガーで、ビーズ・フェルト刺繍作家(Bead,Felt,Embroidery artist)でもあるPieniSieni さん。
精力的に活動をされていますが、この度、新刊書籍を出版されました。
タイトルは『針がいらない いとまき花』。日本ヴォーグ社から、10月25日に発売されました。
https://nihonvogue.com/book/detail.html?id=2375&c=ic&d=07
先ずは、出版された本の中から、いくつか作品例をご紹介します。
いかがでしょう?素敵な作品ですよね。
今回出版された作品には、普段使いのアクセサリーやコサージュから、七五三や成人式、結婚式といった、ハレの日にも使える髪飾りまで多くの種類があります。
刺繍やハンドメイドと言えば、「素敵だけど、自分にはできるかしら?」とか、「材料を揃えるのが大変では?」と躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
そんな疑問や躊躇に対して、今回、PieniSieniさんが1つの提案をされています。
それは、台湾の伝統工芸「春仔花」の技法がベースとしたもので、大きな特徴が、「針を使わずワイヤーと厚紙に刺しゅう糸を巻くだけ」の手法です。刺繍なのに針を使わないというのが、逆転の発想ですが、それまで一歩踏み出せなかった方向けには、とても斬新な提案です。
いわゆる、お裁縫とは違い、工作感覚で素敵な作品をつくることができるガイドブックともなっています。
本の構成として、先ずは、デイリーユースのアクセサリーとして、小さな花のアクセサリー、一輪コサージュ、フラワーホルダーなどのパート。
紹介されている作品は、このようなものになります。
そして、ハレの日のアクセサリーとして、七五三の髪飾り、成人式の髪飾り、ウェディングアクセサリー、ブーケコサージュなどが掲載されています。
もちろん、Basic Lessonのパートでは、用意するものや、基本の作り方も丁寧に図解され、全作品の実物大型紙も掲載されていますので、全く初めての方でも、見ながら作ることのできる形式になっています。
ハンドメイドと言うと、例えば、布を使った手法もあります。しかし、今回、提案されているのは、25番の刺繍糸とワイヤーを使った、オリジナリティー溢れる方法です。
糸を使うもう1つのメリットは、例えば、花の色合いを出す、グラデーション。布を使うとなると、先ずは布選びや組み合わせが難しいのですが、今回のように刺繍糸を使うことで、自然な色合いや風合いを出すこともできます。
このように立体的で美しい作品の数々を、ご自身の手で作ることができる喜びは何よりも嬉しいものです。そして、贈り物に使えば、プレゼントされた方にとっても、喜びに満ち溢れたものになると思います。
さて、PieniSieni さんから読者の方へメッセージをいただきましたのでご紹介します。
【紹介文】
台湾の伝統工芸「春仔花(纏花)」の技法をベースに、いますぐ使いたいアイテムを著者PieniSieniが提案。
針を使わずワイヤーと厚紙に刺しゅう糸を巻くだけ、簡単なのに、豪華で可憐な花ができるのが魅力です。
きれいに作れるコツを写真解説でいっぱい盛り込みました。
工作感覚で作れるので、お裁縫が苦手な方にもおすすめです。
本場台湾では、花嫁さんの髪飾りとして伝わってきた技法のため、晴れの日のアクセサリーづくりにも。
普段使いにぴったりの小花のコサージュから、七五三や成人式、結婚式にも使える髪飾りやヘッドドレスの作り方も掲載しています。
全作品の実物大型紙・作り方つき。
全30種の花の作り方と、13種のアレンジ方法を掲載しています。
▼PieniSieniさんのブログ「フェルタート(R)・オフフープ(R)立体刺繍作家PieniSieniのブログ」はこちら。
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